不燃材料を開発するEach DreaM株式会社(本社:愛知県一宮市、代表取締役会長 濵村 英男、代表取締役社長 中野 省吾)では、世界で初めて”燃えない断熱材”の開発に成功しており、鉄道車両用の材料に求められる不燃性を満たす国際標準規格”ISO 5660″試験と、不燃材料を規定する国際標準化規格”ISO 1182″試験に合格しました。
今まで、断熱材で不燃材料を規定する国際標準規格”ISO 1182”試験に合格した事例は世界各国でも無く、次世代FRPに引き続き、断熱材でも世界初の快挙になります。
燃えない断熱材の”ISO 5660″および”ISO 1182″の試験結果では、試験官も驚く圧倒的な数値で合格しております。報告書のデータを公開致しますので、ご確認下さい。
不燃断熱材の防火材料試験成績書(ISO1182)

この”燃えない断熱材”は、燃えない次世代FRPを開発する過程で、より断熱性を追求した研究で生まれたもので、農家が捨てている自然素材に水溶性セラミックを混合して作成した不燃性断熱ボードになります。燃えないため、有毒ガスも発生しませんし、臭いも無く、防音効果も非常に高いことが分かっております。
“ISO 1182″の不燃性試験では、加熱炉の温度を750℃になるように調整し、その中に試験体(44mmΦ×50mmの円柱)を入れ、30分間測定します。その間、上昇炉内温度が20℃以下および、試験体重量減少が30%以下を合格としています。
報告書をご確認頂ければと思いますが、750℃の加熱炉の中で30分間全く燃えることなく形状を維持し、加熱後の重量も86%残っております。この試験規格に合格した断熱材は、世界でも前例が無く、全く燃えない断熱材は世界初となります。
断熱材の発熱性試験の報告書(ISO5660)
また、鉄道車両用の材料に求められる不燃性を満たす国際標準規格”ISO 5660″の試験にも、圧倒的な結果で合格しております。
一般的な不燃断熱材は、塗料などでコーティングしたりして燃え辛くし、無理やりISO5660試験に通している状態ですが、Each DreaMの燃えない断熱材は、断熱材そのものが燃えません。
”ISO 5660″試験に合格している一般的な不燃断熱材は、総発熱量が合格ラインの8MJ/㎡に近い値でギリギリ納まっているものが多いですが、Each DreaMの燃えない断熱材は、総発熱量が僅か0.2MJ/㎡、最高発熱速度も僅か1.88kW/㎡であり、グラフで見ると殆どゼロに近い値で、圧倒的な数値が出ています。

Each DreaMでは、この世界初の燃えない断熱材を含む不燃材料の販売代理店を募集しており、多くの企業様からお問い合わせを頂いております。
【参考資料】
燃えない断熱材:https://eachdream.jp/archives/service
代理店募集:https://eachdream.jp/agency
■会社概要
社 名: Each DreaM 株式会社
住 所: 〒491-0811 愛知県一宮市千秋町加納馬場字大山9-2
URL:https://www.eachdream.jp
代表取締役 会長: 濵村 英男
代表取締役 社長: 中野 省吾
事業内容:不燃性材料の開発・製造・販売など
TEL: 0586-81-0321
FAX: 0586-81-0322
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