
鉄道車両用材料燃焼性試験成績書【不燃性判定】
次世代FRCの鉄道車両用材料燃焼性試験のアルコールランプ試験で”不燃性”判定の成績書を頂いております。試験体の厚みは2.5mmで合格しています。
【試験方法】
鉄道車両用非金属材料の燃焼試験方法は、B5判の供試材(182mm×257mm)を45度傾斜に保持し、燃料容器の底の中心が、供試材の燃焼面(下面)中心の垂直下方25.4mmのところに来るように、コルクのような熱伝導率の低い材質の台に乗せ、純エチルアルコール0.5ccを入れて着火し、燃料が燃え尽きるまで放置します。燃焼判定は、アルコールの燃焼中と燃焼後とに分けて、燃焼中は供試材への着火、着炎、発煙状態、炎の状態等を観察し、燃焼後は、残炎、残じん、炭化、変形状態を調査します。
温度25℃、 湿度61%、 アルコール燃焼時間 1分42秒
アルコール燃焼中 | アルコール燃焼後 |
着火: なし | 残炎: ― |
着炎: なし | 残じん: ― |
煙: 僅少 | 炭化: 変色90mm |
火勢: ― | 表面的変形: 90mm |
判定: 不燃性
認証機関:一般財団法人 日本鉄道車両機械技術協会
試験番号:車材燃試 2020-450K
試験名:鉄道車両用材料燃焼性試験
試験日:2020年8月31日
試験体:次世代FRC(厚さ2.5mm)