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プレスリリース

【重要・世界初】「次世代FRP」が不燃材料を規定する国際標準規格”ISO1182″試験に合格

不燃材料を開発するEach DreaM株式会社(本社:愛知県一宮市、代表取締役会長 濵村 英男、代表取締役社長 中野 省吾)では、世界で初めて”燃えないFRP”の開発に成功しており、不燃材料を規定する国際標準化規格”ISO 1182″試験に合格しました。

【世界初】「燃えない次世代FRP(FRC)」が ISO 1182 試験合格

試験機関より、防火材料試験成績書(不燃材料)が送られてきましたので、公開致します。添付のグラフや数値をご確認頂けると分かると思いますが、前例の無い圧倒的な数値で合格しております。ご確認下さい。

不燃性試験の評価ポイント

  1. 750℃でも燃えずに30分間維持すること。
  2. 試験体の重量の7割以上が残っていること。
  3. 炉内温度の最終平均温度の差から求めた上昇炉内温度(ΔT)が20℃以下であること。
防火材料試験成績書

この”燃えないFRP(FRC)”は、水溶性繊維強化セラミックを基に開発されたもので、従来のFRP(繊維強化プラスチック)と全く同じ性質や性能を持ち、それに加えて”燃えない”と言う特徴と、”熱伝導率が低い”と言う大きな特徴を兼ね備えた新素材であり、FRPと全く同じ使い方ができることから、次世代FRP(仮称)と呼んでいます。

温度測定曲線

従来のFRPは石油由来のため、不燃FRPと呼ばれるものでも、燃えてしまうのが常識であり、燃えないFRPの開発は、FRP業界の長年の課題でした。次世代FRP(仮称)は、業界の夢だった従来の常識を覆す燃えないFRPであり、安全面から様々な用途への活用が期待されております。
 

例えば、Each DreaMが開発した次世代FRP(仮称)は、0.8mmの薄さで1200℃のバーナーの炎でも燃えないため、用途に応じてアルミニウムの代わりに応用することも可能でしょう。アルミニウムの融点は660℃ですので、アルミニウムが溶けてしまう温度でも、次世代FRP(仮称)なら燃えずに形状を維持することができますし、軽くて丈夫で加工しやすいため、今までなかった新しい使い方も可能ですし、使い方次第で無限の可能性を秘めています。

中野社長は「かつては世界を席巻していたメイドインジャパンが、今では弱くなっている。この次世代FRP(仮称)を上手く活用頂くことで、より安全性の高い製品や、コストパフォーマンスに優れた良い製品が作り出せるため、世界初の燃えないFRPを武器にして頂いて、再び強いメイドインジャパンを取り戻したい。」と意気込んでおり、同じ志を持ち、共に世界で戦える販売代理店を募集しています。

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